おしらせ

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2022.04.25   おしらせ

明日は納豆です&2024年働き方改革対策?

間違えました納車です。
どうもどうも、オンラインゲーム仲間からはPと呼ばれているなんでも担当役員です。
よくあだ名をつけてもらうのですが、最近のあだ名の中で最強にグレイテストだったものは
「ハンバーグメガネ」です。ビッグボーイとかを根城にしていて強そうですね。

運送業における2024年働き方改革について、詳しく説明しようかなと思いましたが、
自分自身そこまで詳しくないため、自分なりに調べたことをまとめました。
微妙な正確さだけどわかりやすい!という内容になれば幸いです。

(1)残業に制限が発生する
運送業など一部の職業を除き、年間残業時間は720時間までに制限されます。他には月間残業時間も、休日出勤も含めて月に100時間まで、2~6か月平均の残業時間は月80時間以内、月間残業時間が45時間を超えるのは6か月までなどと、結構厳しい内容です。

しかし!

運送業にはそれらの規制は適用されず、唯一「年間960時間」の残業上限のみが設定されています。
1が月平均にすると80時間です。20勤として1日12時間までの残業が認められています。休憩時間の割り振りによっては拘束15時間などでも適法となりそうです。
つまるところ、運送従事者向けに策定されている「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に当てはまればいいですよという感じです。
2024年問題で残業できなくなる!みたいな状況になるのは余程すごい稼働をしている会社さんくらいですね。

(2)残業賃金の引き上げ
こちらはそこそこ影響を受けると思います。月60時間以上の残業については割増賃金が25%から50%になります。
深夜(35%)&残業(50%)のフルコンボ発生時には85%増し。これは強いっすね。
休日(25%)と残業(50%)が重なる際は休日割増が適用になるらしいですが、社労士ではなく車両士?なので難しい計算はできません。

これに対応するため、最も手っ取り早い方法は「賃金ベースの再計算」となるのではないでしょうか。
法律が変わったから高い賃金を払う必要がある!といっても、それに対する運賃が相応に上昇しない限り、上昇分に対応した財源の確保はできません。
会社の規模によっては人件費が億単位で上昇してしまいます。

人件費を支払う法律を作るのはいいのですが、それに対する売上が上昇するような仕組みも作ってもらいたいところですね。

まあ実際のところ、規制緩和で誰でも運送業になれる状況による供給過多をひっくり返そうという目的もあるっぽく、
まともな運行が出来ない業者は潰れてしまえ、という法改正だったりもします。
監査の時にちらっと聞いたのですが、今回の働き方改革2024は労働基準監督署がかなり気合を入れているそうです。

普段の運送業はどちらかというと国交省の管理下です。しかし今回は厚労省が本気でアタックしてくるため、
国交省、トラック協会などどちらかというとこちら寄りの監督省庁ではなく厳しい指導がされるのでは?という話を聞きました。
おそらく基準を大幅に超えるブラック運送会社が生き残ることが難しいのではと思います。

当社はもともと月80時間の上限想定をしてもらっているため無問題。
後発ならではの柔軟な姿勢です。

(3)深刻なドライバー不足
これは働き方改革というわけではないのですが、2024年問題のもう一つの顏として、深刻なドライバー不足が挙げられます。
時給換算すると悲惨なことになる拘束時間や体力的にもきつい肉体労働なども理由にありますが、少子高齢化と免許取得人口の減少も理由に挙げられます。
現在、教習所で大型免許を取得する場合、必要な費用は40万円前後。普通免許も合わせると100万円近くという場合にもなるためそもそもの参入障壁となっています。

R40世代の私の場合、大型免許は20万円くらいで取得できました。路上教習もなくタイヤの大きな4トントラックです。今の中型よりも小さなトラックだったという記憶があります。
平成19年あたりまでの取得者は5トントラックで取得しやすかったのではないかと思います。昭和60年生まれくらいまでの方が該当します。
ちなみに昭和29年以前に普通免許を取得した方は、法改正で自動的に大型免許取得者になってしまいました。昭和一桁生まれの方が該当なので、さすがに現役の方はいらっしゃらないと思います。

そのような事情もあり、免許費用が急上昇した30代のドライバーさんは急に少なくなります。
また、高齢ドライバーさんも肉体労働を強いられるトラックよりもバスやタクシーに業態変更を行う傾向があり、ますますトラックドライバーは減少しています。

当社は手なし(手積み手卸しなし)のお仕事のみ(希望者はバラもいけます)なので、体の負担は少なめです。

ところどころでアピールしているあざといブログですが、今後のドライバー不足を解消するためには、業界全体で労働環境を改善する必要があると感じましたが、
改善する気のある会社さんはむしろあまりないため、自社独自の路線で環境を改善していき、評判のいい会社として人が集まるスキームを構築していかないとならないという気がします。

うちでは長く働いてたくさん稼いでほしいので、ドライバーさんを大事にしています。
ただし、仕事を大事にできないドライバーさんには冷たいので、しっかりできるぞ、という方お待ちしています。
ややこしい採用試験はその一環で、事前にちゃんとお仕事できるのか確認させていただいています。

まあでも超人手不足なので、免許があれば就職できる時代です。

これから免許を取得して転職したいという方、業界未経験でどんな会社だといいのかわからないという方もいると思います。
そんなあなたに特別なスペシャルアドバイス。代金も不要です。

秘訣その1 運転を覚える
「未経験可」という募集を立てている会社は、よほど度量が広い(例えばデジロジみたいな)か、よほどブラック気質な内容のどちらかです。
募集は毎日くるのに1年で1人も定着しないような会社は常に人手不足なので入社しやすい会社です。
その会社に長くいる必要はないのですが、車両の取り回しを覚えるためと割り切って働くといいです。
この場合の判断基準としては給与です。
給与が高い=時間が長いorきつい仕事です。運転を覚えたい、という場合は相場より低い給与の会社を見つけるといいかもしれません。

秘訣その2 経験者になって条件のいいところを探す
最初の会社で運転経験が身についたあなたは未経験を卒業することができました。
そこで一気に求人の幅が広がります。
その際は求人内容と、会社の評判をネット検索などで調べて応募するのがおすすめです。
長くいれる会社なのか、雰囲気はいいのかなどなど。

秘訣その3 更なる高みを目指す
いい会社に入れるかどうかはさておき、ほとんどのケースにおいて、積卸先で他社ドライバーさんやそこの関係者と一緒に作業を行います。
元請け会社などでドライバーを補充する場合によくあるのが「現場からの紹介」です。
この場合は現場での仕事に精通している即戦力を採用できる点、表向き人柄、態度にも問題がないという点など、声がかかる段階で一定の評価が得られています。
勤め先によっては「引き抜き」扱いされる場合もありますが、給与・待遇はかなりいい条件がもらえるのではと思います。
揉めずに転職できるならおすすめですし、現在の職場での待遇改善を交渉する材料にもなると思います。
同じ荷主さんのところで仕事をしていて、給与が何割も違うということがザラにある業界です。
いい会社に行きつけるように、頑張ってください。

デジロジという会社はお休み多め、賃金高め、車両はいい車ばかりです。大手宅配業者様から直請なので、運行コースはかなりのいいコースです。
道交法とマナーには厳しい会社ですが、いい雰囲気で長く働きたいという方のご応募をお待ちしています。

現段階で6月以降の採用枠に若干余裕があります。

-おまけ-

金運がよくなるという、重さ250kg世界一の金塊に触れてきました。
ファッションセンスが大変なことになっています。

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