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2022.05.10   スタッフブログ

頭文字D!?

スマートフォンから執筆できるかな?というテストをしています。お布団のなかからこんばんは。なんでも担当ゆるキャラです。

パソコンからスマホにすると、どこまで筆を滑らかにできるかはわかりませんが、いつもの調子でカキコできれば良きかなと思う所存です(≧∇≦)

おっと早速顔文字登場。スマホ辞書ならではの機能が炸裂!
顔文字ならいいのですが絵文字は機種依存文字のため、見る側の環境によっては正しく表示されないこともしばしば。仕様を理解したならば、アスキーアート(記号と文字の組み合わせ)に絞った方が良さげです。お味噌汁はあさげです。

表文のとおり、ゆるキャラ(名前はまだない)は最近スポット運行をしています。山中湖のあたりを早朝に出発し、厚木のあたりまでどんぶらこっこ。14トン弱のペットボトル満載です。3スタックできるくらいの強度はありますが急ブレーキでアウトだそうで、慎重な運転を繰り広げています。

高速以外のルートとしては甲州街道(国道20号)と道志みち(国道413号?うろ覚え)がありますが、本日は我らがトラックカーナビさんが示した道志みちを初アタックすることにしました。
営業所長K氏いわく「道志みちはマジやめた方がいいっすよ、めちゃくちゃ狭いっすから」と言われていて、そんなに狭いなら一度通ってみないとと思い(?)走ってみました。

うん?道も広いし割と平らだし、余裕ではないか?もしかしたら所長が走ってから改修されたのかも?いやあすいすい楽勝っす。

-余裕をかまして順調に運行するゆるキャラの行手に1枚の黄色い標識が登場!?-

なんだっけこれ??ハだから8歳児に注意?ハハハと笑っては行けない?まあ珍しい標識です。

そのまま道志みちを進むと、みるみる道路が狭くなっていくではないか、これは国土交通省が巧妙に仕組んだ罠なのか!?
道幅は3.5メートルくらいになっているではないか。

カーナビはなんの悪びれもなく、この先の道路を真っ直ぐ示している本当にこれであっているのか?

東京方面は、こっちか…?
私は孫に会いたいわけでもなく、そもそも孫はいないのですが、今頃相棒のGIGAからは、「慣れない道走って大丈夫かなあ?」と思われていそうかなと思った矢先、

うわっ!?前から車が!!

幸いなことに衝突こそ免れたものの、お互い狭路の中でも特に細い場所で睨めっこ。
なんだなんだ?とこちらもあちらも次々と援軍ならぬ後続車。これは油断していると詰まってしまいそう。

とりあえず乗用車ならかわせるように止まりアプローチ。どうぞどうぞ。そしたら対向車のドライバーさんもどうぞどうぞ。いやこちらジャンボっす。あなたの乗用車の倍の長さあるのでそこでは交わせません。。。
何回かどうぞどうぞをやりつづけ、対向車のドライバーさんはやっと抜ける気になってもらい、涙目になりながらぎりぎりの隙間を通過。
いやあ、大変申し訳ないですた。

そして私見てしまいました。見ちゃったんです。
乗用車が狭くて躊躇しているほどの道幅って、大型峠アタックの道幅よりも広いやん!

そうなんです。車幅=道幅な我ら大型トラックは、甲州街道では常にぎりぎりのすり抜けをしています。

4軸低床12輪、60リューべの荷台を背負って今日も峠道を疾走しまくりです。幹線長距離とはまた別のスキルが求められます。
体幹ならぬ車両幹がめちゃ鍛えられます。

我々プロドライバーはある程度のレベルになると、車体の周囲に見えないセンサーを張り巡らせることができるようになります。前後左右の感覚強化が進み、体で運転するということができるようになっていきます。

私が携わったことのある達人は、大型2台の間のほぼ隙間のないスペースにノーアプローチ直角バックを決めた、私が25の頃75くらいだった仙人ドライバーさん。

職人芸を目の当たりにすると、そんな職人を、めざしたくなりませんか?
ここで目指したくなる人はデジロジで出世する人。向上心が会社の原動力です。
自主鍛錬や改善をしないならそこで試合終了です。チャンスも逃してしまいます。

そろそろタイトルの本題にはいります。
今回のスポット運行は峠道を走ります。14トン弱の積荷もあります。壊さず、素早く峠を疾走。ルート策定もあります。
配達先倉庫の営業時間内への配送も必要です。
まさに「安全・迅速・丁寧」が要求される運行です。

はっきりいって、峠攻めてます。いえ、攻めてません。
大型トラックで制限速度で走ると、普通の車で峠アタックしているよりも攻めていますといえます。
40km/hキープで左右のクリアランス10cm程度の道路を2時間ほど疾走。遊びではないのですがやりがいと達成感はすごいっす。わたしはぶつけませんがやったときのガッカリもすごいでしょう。

プライベートな街道レーサーは無給かつリスキーであり、得られるものより失うものが多そうです。

しかしグリーンナンバーレーサーは走行ごとに賞金が獲得できます。車両は会社が用意した、370馬力2シーターのスポーツ?カーです。

峠を乗用車で攻めた経験はないはず(記憶が曖昧)なのですが、トラックの峠道は運転好きなら経験する価値あり。
先読み・コーナリング・加減速など運転スキルだだあがり。

ぜひあなたも頭文字Dに参加しましょう!
※かしらもじDです。

毎日景色がよきかな〜

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