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2025.04.19   スタッフブログ

気づけば三郷。記憶のない首都高と、社長のペチペチ

「あれ、ここ…どこだっけ?」

若かりし頃、まだひよっこドライバーだった私。
目的地は大宮だったはずなのに、
気がついたら——三郷にいた。

「えっ!?だいぶズレてるやん…」

一瞬、何が起きたのか分からず。
でもすぐに思い出した。

そうだ、居眠り運転してたんだ。

血の気がサッと引く。
しかもこれ、走行中の話。完全にアウト。

思い返せば、
名古屋から大宮へ向かっていたはず。
首都高に入り、3号渋谷線 → 都心環状線 → 5号池袋線へ。

池袋あたりから記憶が…無い。

ここ数日、荷卸しが立て込んでて、
連日の睡眠時間は3時間ほど。
完全にナポレオン気取りだったけど、
あの偉人は何で平気だったのかと妙に感心したのを覚えてる。

で、さらに思い出す。
当時できたばかりのC2中央環状線
今では山手トンネルを通って湾岸線まで繋がってるけど、
その頃はまだ“真新しい道”。

たぶん私は——
環状線をぐるぐるしながら、眠気でフラフラ走ってた。

深夜、車が少なかったのが不幸中の幸い。

ようやく状況を理解した私は、
「さて…どう戻るか」を考える。

当時、カーナビなんてまだまだ高級品。
ドライバーは地図を数冊持ち歩いて運行する時代。

地図を開いて確認、
よし、三郷から都心環状→池袋線へ戻ろう。
今度は寝ないぞ。

そんな感じで余分にぐるっと一周走った、ある深夜の出来事。

後日この話を社長にしたら、
頭をペチペチ叩かれてこう言われた。

「寝るのも仕事だ、バカヤロウ」

ほんとその通りです。
あの時からずっと、
「睡眠不足は事故のもと」って教訓を忘れてません。

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